2018年発行 1冊500円(送料別・実費)
多くの対人支援と同じように、ケアラーを支援するにあたっても、アセスメントが非常に重要となります。
ケアラーの多様性から、アセスメントの内容も多岐にわたるのが特徴です。この手引きは、介護者支援の現場で活動する団体が集まり、ケアラーのアセスメントに必要な項目をひとつひとつ検討しつくりあげました。
ケアラーアセスメントの基本的な理解と、各アセスメント項目についての詳細を解説しています。
[目次]
1.はじめに
2.ケアラーアセスメントの意義
(1)なぜアセスメントを行うのか
(2)ケアラーを当事者とする
(3)ケアラー自身の現状認識は正確か?
(4)支援者の理解は正しいか
(5)具体的な問題解決につなげる
3.アセスメントの項目
(1)身体の健康
(2)こころの健康
(3)家族の現状
(4)介護の現状
(5)ケアの住環境および地域資源
(6)経済状況
(7)就労状況
(8)子育てとの両立
(9)学業との両立
(10)ケアラーの意向
4.支援の方向性を定める
(1)ケアラーの健康状態
(2)介護サービスは適切に使われているか
(3)ケアラーは何を望んでいるか
(4)ケアラーはケアが終わったあと、自立して生活できるか
5.経験を蓄積して力に
付録:アセスメントシート(モデル版)